最近はエコの意識が上がっており、社会的にも環境を守ろうとする動きが高まっています。
そんな中で、裏紙を使おうとする試みがなされており、近年注目を浴びています。
ここでは、裏紙とは何かということについて紹介していきます。
1.裏紙とは何か
裏紙というのは、一般的に表に文字等が印刷された紙の裏側という意味です。
例えば、何かをプリントアウトする時うっかり失敗してしまい、それが使い物にならなかったという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
B5の紙やA4の紙に印刷し、その印刷を失敗してしまった場合、その裏側はまだ使い物になります。
あるいは、チラシや広告の裏側を利用する人もいるかもしれません。折込広告などの片面が白いということが減りつつありますが、かつてはチラシの1面が白く、そのチラシを裏紙として利用していた人もいるのではないでしょうか。
お店や市役所などに置かれているチラシを裏紙として利用する人もいるかもしれません。
例えば、宣伝等のためにお店にチラシが置かれている場合、そのチラシの裏側が裏紙として利用できることもあります。
2.裏紙でメモ帳ができる
裏紙を使うと、簡単にメモ帳ができてしまいます。
片面が白い紙を同じ大きさに切り、ガムテープなどでまとめると簡単にメモ帳になります。
また、簡単に切り取りでメモ帳になるため、ちょっとした予定などを書くのにもとても便利です。
紙によっては素材が異なり、書きにくいものもあるかもしれません。
しかし、様々な素材の紙を取り入れたメモ帳が出来上がり、さらにチラシによっては色が違うこともあるため、色とりどりのメモ帳になります。
メモ帳ならば小さな紙でも出来上がりますのでいかがでしょうか。
3.裏紙でノートも作れる
書きやすい素材のものを集め、大きさを整えればノートにもなります。
ちょっとしたお稽古事等にはぴったりのノートが出来るかもしれません。
市役所や公民館には多くのチラシが置かれており、裏側が白くなっているものなどもありますので、いらなくなった裏紙を利用してノートを作ってみてはいかがでしょうか。
捨てればゴミになってしまいますが、自分なりにまとめればきれいなノートになり、環境にやさしいノートが出来上がります。
裏紙を利用するときの注意ポイント
ここでは、裏紙を利用するときの注意について紹介していきます。
1.何が書かれた紙なのか理解しておく
裏紙という事は、印刷に失敗した紙である可能性があります。
もしも印刷に失敗した紙の裏側を使う場合、どのような印刷物になっているのかしっかりとチェックしておかなければいけません。
例えば、学校現場で印刷をする時でも印刷に失敗してしまったという人は珍しくありません。
生徒に配布するプリントの裏側を使って教員がメモを書くのであれば問題はありませんが、例えば個人情報を印刷した紙であったり、試験問題を印刷した紙であったりする場合、いくらそれらの印刷を誤ったからといってその紙を裏紙として利用することができません。
個人情報が書かれた紙の裏側を利用してしまえば、その個人情報が漏洩してしまう可能性があります。
また、試験問題等が印刷された紙を裏紙として使ってしまうと、試験問題が漏れてしまう可能性もありますので気をつけなければいけません。
2.書きやすい紙を利用する
裏紙を利用してメモ帳などを作るときには、書きやすい紙を選ぶようにしましょう。
わら半紙などであればメモ帳としても使いやすいですが、感熱紙のような紙は書きにくいこともありますし、ペンが滲んでしまったり、シャーペンで書きにくかったり、ということもあります。
メモ帳やノートとして利用するからには、自分が日常的に使っている筆記用具で書ける素材のものを選ばなければいけません。
色等は気にしなくても良いですので、紙の素材をしっかりとチェックしておきましょう。
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