こんにちは。イリモノ デザイン製作所 岡本です。
今日は、他のブログにも書いているのですが、裏紙ノートを作ったときの文章をここに載せておくことにします。
まだまだ裏紙ノートは始まったばかりなのですが、初心忘れずに改良したり次のデザインに活かしていけるといいなと思います。
モノのデザインをしました。
「裏紙ノート」です。
裏紙を、ノートとしてアップサイクルするものです。
アップサイクルされたノート、じゃなくて、これから使う人がアップサイクルしていくノートです。
ノートと言っても、書くためのページは最初はありません。ノートカバーだけの状態です。
ノートカバーだけですが、そこに自分で裏紙を挟むと、ノートになります。
裏紙をノートとして使っていくことができる、というものです。
アップサイクルされたものじゃなくて、していくもの
環境を考えることがようやく当たり前になりつつあって、世の中にはアップサイクルされたモノも多く見られるようになりました。
とても素晴らしいことだと思います。ただ、それらは作られる過程でアップサイクルされるものであり、ユーザーである私たちが購入する段階から先はこれまでのプロダクトと同じ「消費」となります。
裏紙ノートはアップサイクルされたもの、というわけではありません。しかし、私たちがノートとして使うためにアップサイクルしていきます。これから、捨てられる裏紙をどんどんノートに変えて使っていきます。
すぐに飽きては意味が無いので、永く使えるようにシンプルな形と構造にして、素材にも本革を使いました。使っていくうちに表情が変わっていく様子も楽しめます。
アイデアメモとしてのノート
新しく裏紙を挟めば、いつでも新しいノートのような気持ちで書き込むことができます。要らないページは外せばOKです。覚えておきたい内容は、外してファイリングしたりしても良いですね。
新しいノートのような気持ちで、とはいっても、使っているのは裏紙です。これまで捨ててしまっていたことを考えると、気にせずラフに色々かきこめます。
そんな裏紙ノートはアイデアメモに最適です。ラフな気持ちで書きながら新しい発想していきましょう。紙質によっては、裏紙の内容が少し透けて見えるので、そこではいろんな出会いがあり、それもまたアイデア発想のタネとなりそうです。
お知らせばかりではなくて、こういうコラム的な文章も載せていけるといいなと考えています。
それでは、もったいないを減らしていく、裏紙ノートよろしくお願いいたします。
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